【アジア杯】開催国カタール イラン撃破で連覇へ王手!初V狙うヨルダンとの決勝戦が実現

2024年02月08日 02:09

サッカー

【アジア杯】開催国カタール イラン撃破で連覇へ王手!初V狙うヨルダンとの決勝戦が実現
<アジア杯準決勝 イラン・カタール>後半、勝ち越しゴールを決め喜ぶカタール代表FWアルモエズアリ(中央)(ロイター)
 【アジア杯準決勝   カタール3ー2イラン ( 2024年2月7日    カタール・ドーハ )】 サッカーのアジア杯は7日、準決勝残り1試合が行われ、開催国カタール代表(世界ランク58位)がイラン代表(同21位)に3―2で勝利。史上5カ国目となる大会連覇へ王手をかけた。10日の決勝では初優勝の期待がかかるヨルダン代表(同87位)と激突することになった。
 カタールは開始早々に失点。前半4分、自陣左サイドからのロングスローからFWアズムン(ローマ)にオーバーヘッド気味のアクロバティックなシュートを決められ、出鼻をくじかれた。それでも同17分、FWアフィフ(アルサッド)の右サイドからのパスをDFガベル(アルアラビ)が右足一閃。強烈なシュートが相手に当たって方向が変わると、相手GKベイランバンド(ペルセポリス)も反応できず。“ラッキーな形”で同点ゴールが生まれた。

 さらに同43分には逆転に成功。左サイドでパスを受けたFWアフィフがドリブルを仕掛け、相手に囲まれながらも右足シュート。見事にコントロールされたボールが一直線にファーサイドのゴールネットに突き刺さり、選手もサポーターも狂喜乱舞。FWアフィフは今大会5点目となり、得点ランクトップのイラク代表FWアイメンまであと1得点に迫った。

 2―1とリードし後半に折り返すが同6分、MFファティ(アルアラビ)がVAR判定の結果、エリア内で相手のシュートを腕で防いだとしてPKを献上。これをFWジャハンバフシュ(フェイエノールト)に決められ、再び同点とされた。

 そして、同37分に待望の勝ち越しゴール。左サイド、FWアフィフからのクロスを相手DFに弾き返されるも、こぼれ球を拾ったMFハーティム(アルラヤン)がグラウンダーで縦パス。これをオフサイドライン“ギリギリ”で受けたFWアルモエズアリ(アルドゥハイル)が反転からすかさず右足でネットを揺らし、再びスタジアムは大盛り上がり。

 “史上最強”との呼び声も高かった日本を撃破し勢いに乗るイランを下し、2大会連続の決勝進出。韓国、イラン、サウジアラビア、日本に続き史上5カ国目の連覇へ王手をかけた。

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