【アジア杯】日本撃破のイランが負けた…準決勝で開催国カタールに敗れ48年ぶりVならず

2024年02月08日 02:28

サッカー

【アジア杯】日本撃破のイランが負けた…準決勝で開催国カタールに敗れ48年ぶりVならず
<アジア杯準決勝 イラン・カタール>後半、DFハリルザデーが一発レッドで退場となり、主審に抗議するイラン代表FWタレミ(中央)(AP) Photo By AP
 【アジア杯準決勝   イラン2ー3カタール ( 2024年2月7日    カタール・ドーハ )】 サッカーのアジア杯は7日、準決勝残り1試合が行われ、イラン代表(世界ランク21位)が開催国カタール代表(同58位)に2―3で敗戦。決勝に進めず、48年ぶり優勝の夢は砕け散った。10日の決勝では連覇を狙うカタールと、初優勝の期待がかかるヨルダン代表(同87位)が激突することになった。
 イランはイエローカード累積で日本戦出場停止だった“大黒柱”FWタレミ(ポルト)がスタメン復帰。日本戦から先発メンバーが2人変更。その日本戦で同点ゴールを決めるなど活躍したFWモヘビ(ロストフ)がベンチスタートとなった。

 すると開始わずか4分で先制に成功。右サイド深い位置からのロングスローからファーサイドで待ち構えていたFWアズムン(ローマ)がダイレクトボレーを狙うも相手選手に防がれ空振り。それでもこぼれ球に瞬時に反応し、浮き上がったボールをオーバーヘッド気味に右足で捉えゴールイン。アクロバティックな圧巻のシュートで今大会2点目を決めた。

 しかし前半17分、DFガベル(アルアラビ)のミドルシュートが味方に当たって方向が変わり、守護神GKベイランバンド(ペルセポリス)も反応できず。“不運なゴール”によって同点に追いつかれた。さらに同43分にはFWアフィフ(アルサッド)にドリブル突破から見事なコントロールショットを浴び、逆転を許してしまった。

 1―2で後半へ折り返すと、同6分にPKを獲得。このチャンスにFWジャハンバフシュ(フェイエノールト)が日本戦に続きキッカーとして名乗り。再びプレッシャーのかかる状況で確実に決め、試合を振り出しに戻した。

 だが、同37分に失点。オフサイドライン“ギリギリ”で縦パスを受けたFWアルモエズアリ(アルドゥハイル)に素早い反転から右足でゴールを決められると、チームは落胆。イランイレブンが必死にオフサイドをアピールするもVAR判定ではオンサイドだったとして、ゴールが認められた。

 後半アディショナルタイムにはDFハリルザデー(トラークトゥール)が一発退場となり、数的不利となってしまうも猛攻を仕掛け終了間際にはFWジャハンバフシュが右から強烈なシュートを放つも、ボールは無情にも左ポストに弾かれゴールならず。“史上最強”との呼び声も高かった日本を撃破しイランだったが、準決勝で涙を飲むことになった。

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