G大阪DF半田陸 サイドを駆け抜け目指すは俊輔級の存在感
2024年02月19日 04:42
サッカー
J1の舞台に挑戦した昨季は3月に初めてA代表に選出された。出場機会は得られなかったが、MF三笘、遠藤ら超一流のプレーを間近で感じ、飛躍につなげた。一方で7月に左すねを骨折し、サッカー人生初の長期離脱も経験。それでも「マイナスなことでも、良い方に考えて取り組めたので、凄く成長できて濃い一年だった」と成長を実感している。昨年11月の国際親善試合でU―22日本代表に復帰を果たした。
幼少期に憧れたのは中村俊輔(現横浜FCコーチ)だ。「フリーキック、ゴール、アシストする姿が、小さい僕には分かりやすくてかっこよかった」と、テレビの前で声援を送ったという。役割は異なるが、A代表を経験したチームの“顔”として中村のような存在感を発揮できれば、メダルに近づく。
主将として臨んだ19年のU―17W杯ブラジル大会。決勝トーナメント1回戦メキシコ戦は左太腿負傷で欠場し、ベンチから敗戦を見届けた。「(悔しさは)五輪の舞台で晴らしたい」。小学校時代に陸上80メートル障害で山形県大会を制した快足で、チームをけん引する。 (北野 将市)
◇半田 陸(はんだ・りく)2002年(平14)1月1日生まれ、山形県上山市出身の22歳。上山カメレオンFC、山形ジュニアユース村山、山形ユースを経て19年に17歳でプロ契約。同年のU―17W杯ブラジル大会で主将を務め、16強進出に貢献。23年にG大阪へ完全移籍し、同年3月に初のA代表入り。J2通算92試合3得点、J1通算23試合1得点。1メートル76、63キロ。利き足は右。
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