アーセナル快勝で暫定首位!冨安 後半途中出場で橋岡との日本人対決実現 攻守に躍動で本拠サポ沸かせた

2024年04月04日 05:31

サッカー

アーセナル快勝で暫定首位!冨安 後半途中出場で橋岡との日本人対決実現 攻守に躍動で本拠サポ沸かせた
アーセナルのDF冨安(右)(ロイター)
 【プレミアリーグ第31節   アーセナル2ー0ルートン ( 2024年4月3日 )】 プレミアリーグ2位のアーセナルは3日、本拠で18位ルートンに2ー0で快勝。リーグ戦10試合連続無敗で勝ち点68に伸ばし、暫定ながらリバプール(勝ち点67)を抜き首位に浮上した。ケガから復帰し前節約3カ月ぶりの出場を果たしたDF冨安健洋(25)は後半29分から途中出場。ルートンDF橋岡大樹(24)との日本人対決が実現すると、短い時間ながら攻守に好プレーを魅せ本拠サポーターを沸かせた。
 アーセナルは前節、三つ巴の優勝争いを繰り広げる3位マンチェスターCとの直接対決でスコアレスドロー。リーグ戦の連勝が8で止まり、首位の座をリバプールに明け渡すことになった。

 アルテタ監督は前節から中2日とあってスタメン5人を入れ替え。冨安は久しぶりの先発出場が予想されたがこの日もベンチスタート。前節負傷交代していたイングランド代表MFサカはメンバー外となった。一方、ルートンはDF橋岡をリーグ戦3試合ぶりにスタメン起用した。

 試合はリーグ戦8試合ぶりに先発起用されたMFスミスロウが躍動。前半24分、MFスミスロウが激しいプレスからボールを奪取。ここからMFウーデゴールに繋がるとゴール前にパス。ボールを受けたFWハフェルツが貯めて左足で中央に優しく流すと、走り込んだMFウーデゴールが左足一閃。鮮やかなミドルシュートが決まって先制に成功した。

 同44分にはMFスミスロウがスルーパスに鋭く反応。左サイド深い位置まで進入するとグラウンダーのクロス。DF橋岡のオウンゴールを誘発し、貴重な2点目が決まった。

 冨安は2ー0とリードした後半29分、DFジンチェンコに代わって途中出場。そのまま左サイドバックに入ると、同32分に裏へのスルーパスに素早く反応。鋭いスピードで危なげなくボールをカットすると、スタンドからは大きな拍手が贈られた。

 さらに同35分にはゴール前に攻め上がり、ペナルティーエリア手前から右足でシュート。ボールは惜しくも枠の外へと外れたが、ここでもスタンドから大きな拍手が沸き起こった。

 アーセナルは最後まで失点を許さず完封勝利。勝ち点68に伸ばし、暫定ながらリバプール(勝ち点67)を抜き首位に浮上。一方、橋岡はフル出場したがチームはリーグ戦10試合連続白星なしとなった。

 なお、今節リバプールは4日に本拠で最下位シェフィールドUとの対戦が控えている。

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