FC東京 荒木だ!玖生だ!パリ世代コンビで逆転勝ち U23五輪最終予選メンバー発表へ“号砲”

2024年04月04日 05:30

サッカー

FC東京 荒木だ!玖生だ!パリ世代コンビで逆転勝ち U23五輪最終予選メンバー発表へ“号砲”
<FC東京・浦和>後半、FC東京・荒木(左手前)がゴールを決め松木(右)から祝福される(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第6節   FC東京2ー1浦和 ( 2024年4月3日    国立 )】 明治安田J1リーグは10試合が行われ、FC東京は国立競技場で浦和に2―1で見事な逆転勝ちを飾った。0―1の後半5分にMF荒木遼太郎(22)が右足で同点弾を決めると、同13分に主将のMF松木玖生(20)が左足ボレーで決勝弾。パリ五輪世代コンビがチームに今季2勝目をもたらした。4日、パリ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯に出場する同日本代表メンバー23人が発表される。
 FC東京が誇るU―23世代が、“聖地”でその力を一気に爆発させた。値千金の決勝弾を決めたのは、主将としてチームをけん引した松木だ。1―1の後半13分、自ら左サイドに展開すると、MF俵積田(たわらつみだ)のクロスを前線に走り込んで左足ダイレクトで合わせた。

 「動き出しのところで相手を上回ることができた。いいゴールだった」。

 自身も納得の今季初ゴールは、昨年8月以来となるJ14点目。交代する試合終了間際まで攻守で大きな役割を果たした。

 もちろん松木だけではない。反撃の口火を切ったのは、同じパリ五輪世代のMF荒木。0―1の後半5分、同じパリ五輪世代のDFバングーナガンデの左クロスを受け、右足を一閃(いっせん)。高いシュート技術でニアを打ち抜き、今季5得点でチームに流れを引き寄せた。

 チームは3月30日の川崎Fとの“多摩川クラシコ”で0―3完敗。浦和に負ければ一気に崩壊する危険もあった中、試合終了間際には21歳のGK野沢も決死のセーブでゴールマウスを死守。今後のチームを担っていくU―23世代がチームを救った。

 21年1月にルヴァン杯優勝を飾った試合から4勝1分けと無敗だった“新国立”で改めて相性の良さ見せ、U―アジア杯でも活躍が期待される松木は「チームもなかなか勝てず、自分も得点に絡めていなかったけど、きょうから波に乗れる」と先を見据えた。

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