【五輪最終予選】細谷真大 30日イラク戦で決める!パリ切符&五輪メンバー確定弾

2024年04月29日 04:37

サッカー

【五輪最終予選】細谷真大 30日イラク戦で決める!パリ切符&五輪メンバー確定弾
誕生日の大畑(左)を祝う細谷(右)と佐藤(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 U―23日本代表は29日(日本時間30日午前2時30分)、準決勝でイラクと激突する。勝てば8大会連続五輪出場が決まり、負ければ3位決定戦に回る一戦を前に28日はドーハで最終調整。準々決勝で今大会初ゴールを決めたFW細谷真大(22=柏)は、アトランタ五輪の前園真聖ら先輩たちにならって、代表入りに直結する五輪決定弾を決めることを誓った。
 目覚めたエースが、大岩ジャパンをパリへ導く。イラクとの準決勝は、勝てば8大会連続の五輪出場権を獲得する一戦。世代を引っ張ってきた細谷は、五輪を懸けた試合も自らの一撃で勝利を決める覚悟を示した。

 「次の試合が一番重要。勝たないと、この前の試合に勝った意味がないと思っている。ここから量産できるように準備したい。ゴールで結果に結びつけられるように頑張る」

 所属の柏で7試合無得点と沈黙したままドーハ入り。今大会も1次リーグ全3試合に出場しながらノーゴールだった。「ここで終わったら、サッカー人生も終わる」と決死の覚悟で臨んだ準々決勝のカタール戦で今大会初得点となる決勝弾を放ち、息を吹き返した。

 アトランタ五輪から続く日本の五輪出場。過去、スコアレスの引き分けで出場を決めた北京五輪や、開催国枠で出場した東京五輪以外、五輪が懸かった試合で決勝ゴールを決めた5人全員が、五輪メンバーに選ばれている。細谷は常々、五輪の舞台について「歴史を変えられるチャンス」と口にする。前回21年東京五輪3位決定戦でメキシコに敗れた一戦をテレビ越しに目に焼き付けた。「次、自分たちの番だと強く思っている。前回の結果より上にいく活躍がしたい」とイメージを思い描く。

 A代表として臨んだ1月のアジア杯1次リーグ第2戦のイラク戦は出番なしに終わり、チームも敗れた。「自分自身、ベンチから見ていて悔しい思いをした。借りを返せるチャンスなので、しっかりいい準備をしたい」。決勝弾という結果が、雪辱にも真夏の祭典にもつながる。

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