【五輪最終予選】初ゴールの荒木「最高です」 松木はバースデー勝利に「人生で一番の最高のプレゼント」

2024年04月30日 04:49

サッカー

【五輪最終予選】初ゴールの荒木「最高です」 松木はバースデー勝利に「人生で一番の最高のプレゼント」
<U-23日本代表・U-23イラク代表>前半、追加点となる2点目のゴールを決めた荒木(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【サッカーパリ五輪予選兼U―23アジア杯カタール大会準決勝   日本―イラク ( 2024年4月29日    ドーハ )】 大岩ジャパンがパリ五輪切符を獲得した。サッカー男子パリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会は29日(日本時間30日)、準決勝が行われ、U―23日本代表はU―23イラク代表を2―0で下して決勝進出。96年アトランタ大会から8大会連続となる五輪出場権を獲得した。
 日本は前半28分、エースFW細谷真大(柏)が先制ゴール。MF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)のロングボールを華麗なトラップとターンで体勢を整え、最後は右足で流し込む先制弾。準々決勝のカタール戦から2戦連発で勝利をたぐり寄せた。さらに同42分にはDF大畑歩夢(浦和)が右サイドで粘りながら相手との競り合いを制し、パスを供給。藤田がワンタッチで合わせ、ラストパスを送ると、最後はFW荒木遼太郎(FC東京)がネットを揺らした。

 今大会初ゴールとなった荒木は試合後、FC東京のチームメートでもあるMF松木玖生とともにインタビューに登場。「チマからいいボールが来たので冷静にキーパー見ながら流し込むだけでした」とゴールを振り返り、「自分を犠牲にしてでも足つってでも走って日本のために戦いたいと思っていました」とこの試合に懸ける思いを明かした。

 そして「今までやってきたものが今日の試合ですべて出て、最高です」と笑顔を見せた。

 松木は「今日はもう自分を犠牲にしていいほどチームのために献身的にやろうと試合前に決めてて。きょう勝ててパリに決まったことが一番ホッとしています」と五輪切符を手にした喜びを口に。30日が21歳の誕生日となり、「人生で一番の最高のプレゼントかなと思います」と笑った。

 中継したテレビ朝日のピッチリポーターを務めた槙野智章氏から「誰に報告したい?」と聞かれると「報告?どういう報告ですか?」と迷った末に「やっぱチームメートに報告したいです」とうれしそう。最後は表情を引き締めて「自分達は優勝するために来ているので最後の一戦負けられないし、しっかり日本にいいニュースを届けたい」と決勝への意気込みを語った。

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