ソシエダ久保 日本凱旋試合で東京Vから勝利飾る 股抜きドリブルなど好機演出し4万人超えファン沸かせた

2024年05月29日 21:23

サッカー

ソシエダ久保 日本凱旋試合で東京Vから勝利飾る 股抜きドリブルなど好機演出し4万人超えファン沸かせた
<東京V・Rソシエダード>前半、チームメートのゴールに喜ぶ久保(右)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【プレシーズンマッチ   Rソシエダード2―0東京V ( 2024年5月29日    国立競技場 )】 サッカーのスペイン1部レアル・ソシエダードは28日、東京・国立競技場での親善試合で東京Vに2―0と勝利。日本代表MF久保建英(22)は先発出場し好機を演出。得点には絡めず後半3分に途中交代となったが、華麗な股抜きドリブルで詰めかけた4万人超えを記録したファンを沸かせる場面があった。
 チームは今季、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内である6位を確保。主力のGKレミロ、DFルノルマン、MFスビメンディ、MFメリーノ、FWオヤルサバルらは欧州選手権に臨むスペイン代表候補に入ったため来日はせず。それでもMFブライス・メンデスやDFエルストンド、DFオドリオソラらが来日し、この日はスタメン入り。“日本凱旋”となるMF久保も先発メンバーに名を連ねた。

 久保は前半8分、右サイドでDFオドリオソラへのスルーパスを通し好機を演出。ゴールには繋がらなかったがスタジアムを沸かせると、同17分には右から中央へのカットインからペナルティーエリア手前で横パスし、MFオラサガスティのシュートを演出。さらに同40分、右サイドでボールを受けると寄せてきたMF永井の股を抜いてドリブル突破。得意の左足でシュートを放つも力なくゴールとはならなかった。

 試合は前半45分、左からのクロスを弾かれたこぼれ球を拾ったMFゴンサレスがペナルティーエリア手前から強烈なミドルシュート。これが相手GK長沢の腕を弾きゴールネットを揺らし先制。久保も両手を挙げチームメートのゴールを祝福。ハーフタイムには「僕がイチ推しする選手がゴールして嬉しかった」と話した。

 後半の活躍が期待された久保だが、1―0とリードした後半3分に途中交代。まさかの展開にスタジアムから大きなどよめき。「エッーーーー!!」といった声も上がるなどファンは困惑しつつも、ピッチを去る際には久保に対し大きな拍手を送る場面があった。

 後半劣勢の展開が多くなるもGKマレーロが好守連発でゴールを死守。そのGKマレーロも後半38分に途中交代となったが、アディッショナルタイムには途中出場のMFザハリャンがミドルシュートを決めるなど2―0で勝利した。

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