小倉駅近くの飲食店街火災 4時間半後に延焼阻止 「地震など正月に…悲しい」
2024年01月03日 22:55
社会
消防局によると、消防車23台やヘリコプターが出動し、消火活動に当たった。焼けた建物の多くは木造とみられる。
鳥町食道街は昭和の雰囲気が魅力で、県外から訪れる客も多い。焼きうどん発祥とされる「だるま堂」を営む竹中康二さん(55)は店の状態の確認に来たが近づけず、消火活動を見つめていた。「身近で起こると思わなかった」と嘆いた。
発生時、近くでアルバイトをしていた高校生中尾蓮さん(17)は「逃げられたのは不幸中の幸い。地震など正月に縁起が悪いことが続いて悲しい」と話した。
北九州市小倉北区では、旦過市場で2022年4月と8月の2度、大規模な火災が発生した。