JR東日本・水戸支社運転士 人身事故で「歴史に残る記録作れた(笑)」 社内報で不適切コメント
2024年06月01日 04:40
社会
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同支社によると、インタビューは、事故発生後の対応や処理を速やかに行い、早期の運転再開を果たした運転士として紹介しようと企画。乗務員らを管理する立場の副長の一人が「社員同士の誹謗(ひぼう)中傷ではない」などとして掲載を許可していたという。
問題の社内報は土浦運輸区内に4月に設けられた広報委員会が、所属する運転士と車掌ら約200人に向けた区報として初めて作成。デジタル版のみで、職場関係者のみが閲覧できるウェブサイトや、運輸区の執務エリアにあるディスプレイで5月20日から23日まで掲載していたが、別の副長が不適切と判断。早期の運転再開を強調した内容に修正した。
同支社は「あまりに配慮に欠けた表現で不適切。今後は再発防止のための社員教育と指導を徹底していく」とコメント。区報の扱いについては「毎月の作成を予定していたが、今後も続けるかどうかは未定。自粛する可能性もある」とした。当該人身事故の詳細については「社員の特定につながるため公表できない」としている。