トランプ前米大統領、34の罪状で有罪評決 「不倫口止め料」不正に会計処理

2024年06月01日 04:35

社会

 トランプ前米大統領が不倫口止め料を不正に会計処理したとされる事件で、ニューヨーク州地裁の陪審は30日、全34の罪状で有罪評決を下した。米大統領経験者への有罪評決は初めて。
 トランプ氏は11月の大統領選で返り咲きを狙う中、勝敗の鍵を握る接戦州で無党派層の支持離れを招く可能性がある。判事は7月11日に量刑を言い渡すと決定した。

 評決後、トランプ氏は報道陣に「不正な裁判で、私は無実だ」と主張。大統領選投開票日の11月5日に「国民によって本当の評決が下される」と訴えた。

 バイデン大統領はSNSで「トランプを大統領執務室から遠ざける唯一の方法は投票だ」と大統領選での支持を呼びかけた。

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