クマ住宅侵入 70大夫婦を襲撃も命に別状なし 法改正には懸念の声も「誰が責任を」
2024年06月01日 04:45
社会
全国各地で相次ぐクマ被害に、法改正の動きも起こっている。環境省の専門家検討会では、一定の条件下で市街地での銃猟が可能となるよう鳥獣保護管理法の改正を柱とする対応方針案について議論している。
一方で、ハンターからは不安の声も。北海道猟友会砂川支部・池上治男支部長は取材に「住宅のあるところでハンターは撃ちません。もし事故があったら誰が責任を取ってくれるのですか。結局は撃った本人(の責任)になる」と懸念。「人間とクマのそれぞれのコミュニティーを守る対策を取ることが重要だ」と話した。