角川歴彦被告 「人質司法」で肉体的、精神的苦痛 国に2・2億円の損害賠償求め提訴
2024年06月28日 05:30
社会
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弁護団長の村山浩昭氏は「接見中に2度意識を失っている」と明かし「それでも満足な手当てを受けさせてもらえず、最終的には車椅子で保釈された。死の淵に立たされたと言っても過言ではない」と訴えた。
角川被告は「東京という大都市の中で拘置所という隔離された別世界があることを身をもって体感した」と強調。日本で人質司法を問う訴訟提起は初めてで「話さなければならない義務があると思っています。どんな形でであれ日本を変えていきたい」と制度改革へ意気込みを語った。