瑠奈被告 手帳に男性は「自分で始末する」 父親出廷「警察に突き出すのは、娘を裏切る行為」
2024年07月02日 05:30
社会
入廷した修被告は頬がげっそりして、やつれた表情。その姿を見るなり、浩子被告は大粒の涙をボロボロと流した。
先月4日の初公判では、娘に使用人のように扱われる夫婦の異様な日常が明かされた。事件後も“瑠奈ファースト”は変わらなかったようで、修被告はこの日、瑠奈被告に事件を起こした動機を尋ねなかった理由について「本人が言わないことを、こちらから尋ねることは、頭にありませんでした」と証言。通報しなかったことには「警察に突き出すのは、娘を裏切る行為」と話した。
瑠奈被告は18歳ごろから「瑠奈」と呼びかけると「その子は死んだ」と言い、自らを「シンシア」「ルルー」と名乗り始めたという。
第3回公判は8月30日の予定。