泉房穂氏 国会議員の所得に疑問符「もっとオープンに」「国民のためにお金を使っていますか?」
2024年07月02日 16:15
社会
![泉房穂氏 国会議員の所得に疑問符「もっとオープンに」「国民のためにお金を使っていますか?」](/entertainment/news/2024/06/20/jpeg/20240620s10041000299000p_view.webp)
今週は辛坊治郎氏が夏休みのため欠席。1日に続いて代役を務めた泉氏は、国会議員の所得について「これも一部にすぎないんでね」とバッサリ。「いろんなお金が国会議員の周りを動いてますから、もっとオープンにしたらいいと思いますね」と訴えた。
具体的には「日本の国会議員は1年間で2000万円くらいの歳費が出る。(他国と比べて)少なくないんです。加えて立法事務費というのが780万、かつての旧文通費と言われた調査研究広報滞在費が月100万、年間1200万。それで4000万くらいなんです」と解説した。
さらに「歳費に関しては税金はかかるんですけど、それ以外は税金がかからないお金になっていて」とも指摘。「国会議員に対してはかなりのお金が出ていますから、それに見合う仕事をして欲しいなとホンマに思いますね」と求めた。かつて衆院議員を務めたことのある泉氏だけに、「自分自身に問いかける意味も含めてですけどね」と、自戒の念も忘れなかった。
あらためて泉氏は「今の国会議員って、お金なくはないですよ。何に使ってはるんかなと思いますけどね」と疑問を投げかけた。政党交付金が年間315億円が支給されることも踏まえ、「それを考えれば、そういったお金で十分に日本の政治はできると思う」とも述べた。
「選挙に金がかかる」は、国会議員の常套句。泉氏は「よくマスコミの皆さんも、一部の国会議員の“お金がかかる、かかる”と報道なさいていますけど、実際何にかけているかというのを取材いただいて、報道いただかないと。ふわっと“お金がかかる”じゃなくて、何に使っているかじゃないですかね?結局、自分の選挙のために使っている方がほとんどで、国民のためにお金を使っていますか?とは思いますね」と、皮肉を込めて訴えた。