泉房穂氏 兵庫県知事側近の降格申し出に「斎藤知事と“4人組”の責任がこれから問われ始めるのだと思う」

2024年08月01日 08:55

社会

泉房穂氏 兵庫県知事側近の降格申し出に「斎藤知事と“4人組”の責任がこれから問われ始めるのだと思う」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が1日までに自身のSNSを更新。兵庫県が7月31日に、県の主要施策を担当し斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題の対応もしていた小橋浩一理事を降格させ、総務部付の部長級とする人事を発表したことに言及した。
 小橋氏は、体調不良を理由に本人が降格を申し出たという。一連の問題の責任を取り、7月31日に辞職した片山安孝副知事に続き、知事側近が中枢を離れることで県政停滞に拍車がかかることが懸念されている。

 県によると小橋氏は総務部長などを歴任し、4月に部長職より上級の理事に就任。斎藤氏肝いりの若者支援施策の取りまとめなどを担当した。7月下旬から休んでおり、同24日に「現在の県政を取り巻く状況で職務を遂行することが心身共に厳しい」として降格を申し出た。人事は8月1日付。

 3月に県西播磨県民局長だった男性が関係者に配布した告発文書には「知事選挙に際しての違法行為」として小橋氏の疑惑も記載されていた。

 斎藤氏は、小橋氏について、記者団の取材に「体調回復に専念してもらいたい。理事職は当面空席になるが、県庁は組織として仕事をするので施策はしっかり進められると考えている」と強調。自らの進退については「日々の仕事に専念する思いに変わりはない」と述べた。

 泉氏は「いわゆる“知事側近の4人組”のことは、明石市長時代から、もちろん存じ上げている。斎藤知事が県政運営を”4人組”に丸投げしてきたのも有名な話だ。特に片山副知事は、ある意味、やりたい放題状態だった。斎藤知事と“4人組”の責任がこれから問われ始めるのだと思う」と自身の見解をつづった。

 この投稿の前には「いわゆる“知事側近の4人組”のうち、副知事が辞職で、理事が降格申し出。県政を“4人組”に任せきりにしてきたのは有名な話。残る部長2人はどうしておられるのだろう」とも記した。

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