台風7号、関東接近 お盆直撃 運休、欠航、見合わせ相次ぐ

2024年08月17日 04:45

社会

台風7号、関東接近 お盆直撃 運休、欠航、見合わせ相次ぐ
 多くの旅行客らで混雑する羽田空港の国際線ターミナル。台風7号の接近で多くの便が欠航となった Photo By 共同
 台風7号は16日、発達しながら伊豆諸島の東を北上し、非常に強い勢力で暴風域を伴って関東に接近した。東海道新幹線が東京―名古屋間で終日運休し、航空機の欠航が相次ぐなど、お盆シーズンの交通を直撃した。
 東海道新幹線の東京駅では改札を閉鎖。利用客は旅程の変更やバスへの切り替えなど対応に追われ「もうくたくた」と嘆き声も漏れた。東海道新幹線の名古屋―新大阪間は終日、1時間当たり上下線それぞれ2本ほど各駅停車の「こだま」のみの運転となった。東京―名古屋の再開は17日午前5時ごろに判断する。

 直通する山陽新幹線も本数を減らすなどしてダイヤが乱れた。東北・上越・山形の各新幹線も16日昼から一部の列車が運休したが、17日は始発から通常運行する予定だ。千葉県の内房線など在来線でも運転を見合わせる区間が生じた。

 空の便も羽田、成田発着便に影響が出た。日航と全日空によると、国内線、国際線合わせて計約650便が欠航し、影響人員は約12万人に上る。

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