ブレイキンで0点だったオーストラリア選手 嘲笑に声明「とても心を痛めている」

2024年08月17日 04:43

社会

ブレイキンで0点だったオーストラリア選手 嘲笑に声明「とても心を痛めている」
パリ五輪のブレイキン女子で演技するレーチェル・ガン(ゲッティ=共同) Photo By 共同
 パリ五輪の新競技ブレイキンの女子にオーストラリア代表として出場したレーチェル・ガン(36)が、カンガルーを模すなどした演技で無得点に終わり、インターネットやテレビ番組で世界的に嘲笑の的になった。ガンは15日、ビデオ声明を出し「とても心を痛めている」と語った。
 代表選出過程を疑問視する声もあり、ガンと選手団長に謝罪を求めるオンライン請願に一時5万人以上が署名した。請願サイトは16日に削除された。

 欧州滞在中のガンはインスタグラムに投稿したビデオ声明で、自身の演技が「これほど多くの憎悪をもたらすとは思わなかった」と話した。

 米人気トーク番組では、コメディアンが選手の物まねをした。日本では「コスチュームが宅配便大手の作業服にそっくり」と話題になった。

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