旭川いじめ 旭川市長に報告書 尾木氏、いじめ対策の道しるべに

2024年09月02日 04:44

社会

旭川いじめ 旭川市長に報告書 尾木氏、いじめ対策の道しるべに
北海道旭川市のいじめ問題で報告書を今津寛介市長(左)に提出する再調査委員会の尾木直樹委員長 Photo By 共同
 北海道旭川市で2021年、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が自殺した問題で、市が設置した再調査委員会は1日、いじめと自殺の因果関係を認めた報告書を今津寛介市長に提出した。
 尾木直樹委員長は「いじめ対策の道しるべとなることを願う」とした。

 再調査では広瀬さんの入学後、クラス内外で性的な内容を含む計7件のいじめを受けて心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したと認定。

 恐怖心や自尊感情の低下などが亡くなる直前まで継続し「いじめが存在しなければ自殺は起こらなかった」と結論付けた。

おすすめテーマ

社会の2024年09月02日のニュース

特集

社会のランキング

【楽天】オススメアイテム