岸田文雄前首相 比例重複立候補を辞退「信頼回復への覚悟を示す」

2024年10月11日 04:41

社会

岸田文雄前首相 比例重複立候補を辞退「信頼回復への覚悟を示す」
岸田文雄首相(AP) Photo By AP
 岸田文雄前首相は、衆院選比例代表への自身の重複立候補を辞退する意向を固めた。
 自民党派閥裏金事件を受け「3年間党総裁として務めてきた責任を取る。政治の信頼回復への覚悟を示す」と党関係者に伝えた。今後、調整を進める。関係者が10日、明らかにした。

 自民は裏金事件を巡り萩生田光一元政調会長ら旧安倍派と旧二階派の計12人の非公認を決定。公認した裏金議員ら34人についても比例代表への重複立候補を認めない方針だ。

 石破茂首相や森山裕幹事長ら党四役も「共に責任を果たしていく」として重複立候補見送りを決めていた。

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