政界進出決意の元カンテレアナ新実彰平氏 京大野球部時代に関西リーグ首位打者&ベスト9、防災士の資格も

2024年10月11日 17:13

社会

政界進出決意の元カンテレアナ新実彰平氏 京大野球部時代に関西リーグ首位打者&ベスト9、防災士の資格も
元カンテレアナウンサーの新実彰平氏 Photo By スポニチ
 1日付で関西テレビ(大阪市北区、以下カンテレ)を退社した元アナウンサーの新実彰平氏(35)が、来夏の参院選に日本維新の会公認候補として地元・京都から出馬を予定していることが11日、分かった。12日に会見する。
 新実アナは京都市出身で、京大法学部卒。京大野球部では捕手として活躍し、2011年関西学生野球春季リーグの首位打者とベストナインに輝いた。

 2012年にカンテレに入社すると、同年10月に「FNNスーパーニュースアンカー」のスポーツキャスターを担当。野球のキャリアを買われて野球中継の実況も担当した。

 17年3月に夕方の報道番組「みんなのニュース 報道ランナー」でメインキャスターに就任すると、同局のエースアナ候補として報道畑を歩み始めた。文武両道、さわやかなルックスと切れの良い語り口で関西の主婦らの支持を得ていた。

 転機は22年7月の安倍元首相銃撃事件。安倍政権について「生きて歴史の審判を受けてほしかった」という内容の発言をすると、SNSで自身の意図とは違う形で拡散され、批判が殺到した。番組は昨年3月に終了。その際に、自身のXで「残念ながら、特に最近になって、この番組はあまり広く支持を受けなくなっていました。そのことが私の降板と番組終了の理由の一つであることは自明です」と発言していた。

 今年9月26日に生活情報リポートを担当していた番組「旬感LIVE とれたてっ!」からの卒業を発表。直後に退社が発表され、「今後はテレビ・メディアとは別の手段を通じて、より良い社会を築くための一助となれるよう、引き続き精進してまいります」としていた。

 阪神ファンで、昨年のプロ野球日本シリーズ「阪神―オリックス」第7戦の実況を担当した。また「防災士」の資格を持ち、番組内でもその知識を生かした情報発信を続けていた。

 14年に9月に京大時代の1年後輩で当時会社員だった女性と結婚している。

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