長崎出身の森保監督 日本被団協のノーベル平和賞受賞に「平和について今一度考えてもらえる機会に」
2024年10月12日 17:20
社会
続けて「この素晴らしい受賞をきっかけに、日本から世界平和を願う一人の人間として、平和について全ての人に今一度考えてもらえる機会になれば良いと思いますし、我々サッカー日本代表もサッカーを通してスポーツができる平和の意義を体現していきたいと感じます」と決意を示した。
ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、2024年のノーベル平和賞を日本全国の被爆者らでつくる日本原水爆被害者団体協議会(被団協、東京)に授与すると発表。「核兵器のない世界の実現に向けた努力」を評価した。
森保監督は静岡県掛川市で生まれ、小学1年から長崎県長崎市で育った。1987年に長崎日大高から当時日本リーグ(JSL)だったマツダ(現広島)に加入。指導者としても12年から17年途中まで広島を指揮した。長崎、広島の2つの被爆地と縁が深いことで知られている。