石破首相は“恒例”福島スタート 能登含めた被災地支援&物価高騰対策アピール
2024年10月16日 04:40
社会
2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から13年半超。「被災地を中心として新しい日本の経済をつくる。能登とともに日本の再生に懸けていきたい」と声を上げた。震災以降の国政選挙で第一声の場に福島県を選ぶことが多かった安倍晋三元首相、岸田文雄前首相の姿勢を踏襲。「農林水産業を軸とした新しい地方創生」を訴え、聴衆から拍手を浴びた。
また、新たな経済対策の財源となる2024年度補正予算を巡り、一般会計の歳出が13兆1992億円となった23年度補正予算を上回る規模とする考えを表明。「きちんとした積み上げの下に、昨年の補正予算を上回る大きな予算を成立させたい」と述べた。物価高対策をアピールし、食料品などの価格高騰に苦しむ有権者らを引き付ける狙いだ。