衆院選公示 各党党首が各地で“第一声” 国民民主・玉木代表「裏金問題に決着をつける」
2024年10月16日 04:40
社会
▼日本維新の会・馬場伸幸代表(東京・高田馬場)「政治とカネ」の問題は自民が起こした不祥事だ。政策活動費はすぐにやめなければいけない。企業・団体献金も私たちはもらっていない。改革を徹底的にやりましょう。
▼国民民主党・玉木雄一郎代表(神戸市)政治不信の源となった裏金問題に決着をつける。同時に減税、社会保険料の軽減、ガソリン代や電気代の引き下げによって皆さんの手取りを増やす。この経済政策を堂々と掲げ、戦い抜きたい。
▼共産党・田村智子委員長(東京・池袋)石破政権ができて、わずかな期間での衆院選だ。表紙が替わろうとも自民党は何も変わらない。社会保障・教育の予算を増やす日本共産党でこそ、暮らしも経済も希望の道が開ける。
▼参政党・神谷宗幣代表(大阪・梅田)自民党は結局「反石破」を粛清しているだけで「石破チルドレン」が生まれるだけだ。自民に1票も投じる必要はない。候補者の平均年齢は45歳くらい。若い力に任せてくれませんか。
▼社民党・福島瑞穂党首(沖縄県浦添市)軍事予算がうなぎ上りだから医療、介護、教育、福祉の予算が圧迫されている。自民党が勝てば憲法改悪、軍拡、戦争への道をひた走るだろう。沖縄、日本を戦場にしてはならない。
▼政治団体「日本保守党」百田尚樹代表(東京・新橋)日本は、日本人はもっと幸福になるべき。日本は世界最高の国だ。われわれは世界最高の国に生まれた、世界最高の民族だからもっと幸せになりましょう。
【候補者アラカルト】
◇女性 女性は314人で、これまで最多だった09年衆院選の229人を大きく上回った。前回の186人からも128人増。
◇世襲 自民党では国会議員を親族が受け継ぐ「世襲」候補が3割弱。立憲民主党も1割を超えた。
◇非公認が「自民」表記 非公認となった前職細田健一氏が、新潟2区からの立候補届け出時に、自身が自民に所属する証明書を新潟県選挙管理委員会に提出。無所属で出馬したのに県選管の資料に自民と一時表記。その後、陣営が撤回。