同性婚認めない民法などの規定は「違憲」 東京高裁が判断「差別的取り扱いをしている」 高裁2例目 2024年10月31日 04:44 社会 同性婚を巡る東京第1次訴訟の控訴審判決を受け、東京高裁前で喜ぶ原告ら Photo By 共同 同性婚を認めない民法などの規定は憲法違反だとして、同性カップルら7人が国に1人当たり100万円の損害賠償を求めた東京第1次訴訟の控訴審判決で、東京高裁は30日、規定を「違憲」と判断した。 「合理的な根拠に基づかず、性的指向により法的な差別的取り扱いをしている」とし、法の下の平等を定めた憲法14条1項と、個人の尊厳と両性の本質的平等を掲げた24条2項に違反すると結論付けた。 賠償請求は退けた。 高裁段階の違憲判決は2例目で、国会に立法措置を促した形だ。