国民民主党が主張の「年収の壁178万円」 年間7兆6000億円減税の試算 2024年10月31日 04:41 社会 国民民主党・玉木雄一郎代表 Photo By スポニチ 国民民主党が主張する「年収の壁」の金額引き上げのため、仮に所得税と住民税の基礎控除を現行より75万円引き上げた場合、国と地方の合計で年約7兆6000億円の減税になる見通しであることが30日、政府の試算で分かった。 現行制度では、年収が基礎控除(48万円)と給与所得控除(55万円)の合計である103万円を超えると所得税が発生。 パート従業員などが手取りの減少を意識して働く時間を抑え、人手不足の一因とも指摘される。 国民は衆院選の公約で178万円への引き上げを掲げていた。