2年ぶり優勝へ 不動“粘りのゴルフ”で単独首位

2010年05月16日 06:00

ゴルフ

2年ぶり優勝へ 不動“粘りのゴルフ”で単独首位
<フンドキーンレディース第2日>12番、パーパットを沈める不動
 女子ゴルフツアー、フンドーキン・レディース第2日は15日、福岡県朝倉市の福岡センチュリーゴルフ倶楽部(6520ヤード、パー72)で行われ、不動裕理(33=フリー)が3バーディー、ノーボギーの69で回り、通算6アンダーで単独首位に立ち、2年ぶりのツアー優勝へ前進した。横峯さくら(24=エプソン)ら3人が1打差の2位につけている。19歳の藤本麻子(フリー)は69で回り、首位に2打差の5位に浮上した。
 不動が粘りのゴルフで単独首位に立った。相次ぐピンチを執念で乗り切った。12番パー4では第2打がグリーン左のラフへ。アプローチも寄らず、3メートルのパーパットが残ったが、しっかり決めた。「きょうはノーボギーで、ピンチでいいパットやショットが出て良かった」と笑顔で振り返った。
 4月25日、フジサンケイ・レディース最終日のラウンドを終えて移動中、静岡県内で乗っていた車が停車中に追突された。助手席にいた不動は軽いむち打ちになった。「やらないと(首の)筋肉が固くなるから」と念のためにマッサージを受けているが、プレーにはほぼ影響がなくなり、ショットにも切れが戻った。
 08年10月の富士通レディース以来、2年ぶりの優勝に王手をかけた。「去年も優勝していないし、強気にはいけない。でもやるからには、頑張りたい」と冷静な口ぶりながらも、ツアー通算47勝目に向けて静かに闘志を燃やしていた。

 ≪さくら 逆転へ強気!≫横峯は3バーディー、1ボギーとスコアを2つ伸ばした。最終18番では第3打をバンカーに入れながら、1・5メートルのパーパットを何とか沈めた。首位に1打差と逆転Vへ好位置をキープし「流れは悪くない。あしたもアンダーパーでラウンドしたい。かみ合えば、優勝できると思う」と強気に話していた。

 ▼104位秋山真凛 友だちが大勢見に来ていたので良いところを見せたかった。凄くいい経験になりました。(プロ野球ソフトバンク秋山監督の長女。初日は87も第2日は75)

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