小平智　６６をマークし３位に「がんがん攻めることができた」

2017年06月04日 17:59

ゴルフ

【ツアー選手権森ビル杯最終日（ 2017年6月4日茨城県宍戸ヒルズＣＣ＝７３８４ヤード、パー７１）】６６をマークして３位に食い込んだ小平智（２７＝Ａｄｍｉｒａｌ）は「がんがん攻めることができたので良いスコアになったと思う」と満足そうに話した。１３年以来４年ぶり２度目の大会制覇はならなかったが「初優勝した時よりは自分が成長していると思った」と威勢が良かった。

　「前半から（首位が）伸びていたので自分もがんがん行かないといけないと思ってずっと攻めた」。４番でチップインバーディーを奪って波に乗った。続く５番は２・５メートルのチャンスをものにして連続バーディーとした。グリーン手前に池が広がる最難関の１７番では、残り１８５ヤードの第２打を６Ｉでピン５０センチにぴたり。「ドライバーも右（サイド）を攻めたし、セカンド（第２打）もピンを攻めていった」と攻撃的なプレーでこの日６つ目のバーディーを奪った。

　今大会は優勝したノリスはじめ上位に海外勢が多かった。日本勢最上位の小平は「負けないようにしたい。（日本勢を）引っ張っていく気持ちで頑張りたい」と話した。

　次戦は１５日開幕の海外メジャー第２戦全米オープン（米ウィスコンシン州）。試合会場エリンヒルズは映像で研究中。「めちゃくちゃ難しそう。林間（コース）っぽくないのでどうなるか分からない」と不安も抱きながら「楽しみ。今良い状態なのでコンディションを整えていきたい」と自信の言葉も口にした。