葛西3位 悪条件の中表彰台 全日本選手権でのV誓う

2017年11月04日 16:45

ジャンプ

 ノルディックスキー・ジャンプの伊藤杯大倉山サマージャンプ大会が4日、大倉山ジャンプ競技場で行われ、男子では葛西紀明(45=土屋ホーム)が127・5メートルの126点で3位となり、悪条件の中でも表彰台を確保した。
 強風などの影響で順番が回ってくる直前に延々と待たされたが、「こういう状況になると読んでいた。控室で温まったり、気持ちの部分でもつなげられた」と経験豊富なところを見せた。飛び出しでは風を受けられなかったものの、後半に向かい風を受けて低い飛行曲線で距離を伸ばした。

 「下の風がきてニヤッとした。表彰台に上がるか上がらないかで気持ちは全然違う」と納得の表情だった。陵有、潤志郎の小林兄弟にワンツーを譲り、「後輩に負けてばかりはいられない。最後に勝って気持ちよく冬シーズンを迎えたい」と5日の全日本選手権での雪辱を誓った。

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