長洲未来 トリプルアクセル転倒に涙も「トライできたことは誇り」

2018年02月21日 13:41

フィギュアスケート

長洲未来 トリプルアクセル転倒に涙も「トライできたことは誇り」
女子SP、長洲未来の演技(AP) Photo By AP
 【平昌五輪フィギュアスケート女子SP ( 2018年2月21日    江陵アイスアリーナ )】 平昌五輪のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)は21日、韓国・江陵アイスアリーナで行われ、長洲未来(24=米国)が20番滑走者として登場。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑んだが着氷でバランスを崩して転倒し、演技後は悔しそうな表情を見せた。
 12日の団体・女子フリーに続く大技成功とはならなかったが、その後は立て直して3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプを決めて66・93点をマーク。演技後は「他の人ができないジャンプをトライできたことをすごく誇りに思ってます。フィギュアスケートも他のスポーツみたいに3回トライできたらよかったのに」と涙も見せたが、トリプルアクセルについて「成功できると知ってた。ただタイミングがずれただけ。見直してフリーでチャレンジしたい」と23日のフリーへ切り替えた。

 長洲は12日の団体・女子フリーで冒頭にトリプルアクセルを成功させ、五輪の女子で伊藤みどり、浅田真央に次ぐ史上3人目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)成功者となった。伊藤は1992年アルベールビル五輪のフリーで決め、浅田は2010年バンクーバー五輪のショートプログラム(SP)とフリーで計3度、14年ソチのフリーでも成功した。

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