東京に氷上競技NTCを 自民党が提言案

2018年04月10日 15:57

スポーツ

 自民党スポーツ立国調査会(会長・馳浩元文部科学相)は10日、冬季競技の強化に関する政策提言案をまとめ、フィギュアスケート、スピードスケート・ショートトラック、アイスホッケー、カーリングの強化拠点となるナショナルトレーニングセンター(NTC)の新設を検討することを盛り込んだ。今月中に政府に提出する。
 東京都北区西が丘の国立スポーツ科学センター(JISS)や夏季競技の練習施設が集まる味の素NTCの近隣に、2層構造のリンクを整備することを想定しているという。JISSと連携し、冬季競技の選手も医科学面で手厚い支援を受けられるようにする狙いがある。

 冬季競技のNTCの新設は日本オリンピック委員会(JOC)などが求めており、林芳正文科相は必要性を検証する姿勢を示している。

 平昌冬季五輪で日本は金4個を含む史上最多13個のメダルを獲得したが、提言案では「メダル獲得上位国との差はいまだ歴然」として、環境整備の重要性を指摘した。(共同)

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