男子7人制代表新ヘッドコーチ 15年W杯南ア撃破の陰の立役者が就任

2018年05月21日 19:32

ラグビー

男子7人制代表新ヘッドコーチ 15年W杯南ア撃破の陰の立役者が就任
7人制ラグビー男子日本代表の新ヘッドコーチに就任する岩渕健輔・男女7人制日本代表総監督(左)と日本協会の坂本典幸専務理事 Photo By スポニチ
 日本ラグビー協会は21日、5月末で契約満了するダミアン・カラウナ氏(43)に代わる男子7人制日本代表の新ヘッドコーチに、岩渕健輔氏(42)が就任すると発表した。契約期間は20年東京五輪終了までの予定。現在務める男女7人制総監督と兼任する。
 東京都内で会見に臨んだ岩渕氏は「このタイミングでこういう職務に就くことが、どれだけ大事か十分に認識している。(東京五輪開幕まで)800日を切って、(来年の15人制W杯を含めて)これから数日の間で日本のラグビーが大きく変わる。こういうポジションに就くのは本当に大きな責任。先頭に立って選手と一緒に取り組む覚悟をしたい」などと意気込みを語った。

 同氏は現役時代に15、7人制両方の日本代表を経験し、フランスのプロリーグでもプレー。日本代表のゼネラルマネジャー(GM)時代はエディー・ジョーンズ氏らチームを支え、15年W杯での歴史的3勝の快挙を成し遂げた。16年以降は男女7人制の強化に携わり、日本協会きっての国際派としても知られている。

 最大の目標は開催国として臨む東京五輪でのメダル獲得だが、当面の目標は2カ月後のW杯セブンズ(7月20〜22日、米サンフランシスコ)とアジア大会(8、9月、ジャカルタ)で結果を残すこととなる。岩渕氏は「(W杯は)ベスト8が目標。アジア大会はトップリーグの第1週と重なるが、それは分かっていたこと。金メダルを獲るために準備をする」と自らに言い聞かせるように語った。

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