関取最年長39歳の安美錦 負け越し決定…幕内残留厳しい状況に

2018年05月21日 16:29

相撲

 【大相撲夏場所9日目 ( 2018年5月21日    両国国技館 )】 関取最年長39歳の西前頭16枚目の安美錦(伊勢ケ浜部屋)が西十両筆頭の阿武咲(21=阿武松部屋)に押し出され、負け越しが決まった。
 「しっかり当たって押し込もうと思ったが、思ったことができなかった。相手にいなされ、自分も反応して引いてしまった」。イメージした相撲は取りきれず、同じ青森県出身で18歳年下の力士に敗れた。

 番付は下に半枚あるだけで、幕内残留は厳しい状況となった。それでも「しっかり務めないと。それが大事」と前を向く。「やめるのは簡単なこと。いつでもやめられる。しっかり向き合って、今できることをやる」。10月に40歳を迎えるベテランは、まだまだ土俵に上がり続ける覚悟だ。

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