リレー侍ぶっちぎりV!リオ銀メンバー日本歴代3位の好タイム

2018年05月21日 05:30

陸上

リレー侍ぶっちぎりV!リオ銀メンバー日本歴代3位の好タイム
桐生(左から4人目)からバトンを受け取ったケンブリッジ(同3人目)はぶっちぎりで独走する(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【陸上 セイコー・ゴールデングランプリ大阪 ( 2018年5月20日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )】 男子400メートルリレーで16年リオ五輪銀メダルメンバーが名を連ねた日本Aがジャスティン・ガトリン(36)率いる米国や中国を抑え、日本記録の37秒60に迫る37秒85で優勝を飾った。2年ぶりの再結集も、持ち味のバトンパスで圧倒。日本Bも2位に入るなど地力の高さを見せつけた。男子100メートルは山県亮太(25=セイコー)が10秒13(向かい風0・7メートル)で日本人トップの2位、桐生祥秀(22=日本生命)は10秒17で4位だった。
 リオ五輪と同じ「侍ポーズ」で登場した銀メダルメンバーが2年ぶりのレースでいきなり日本歴代3位となる37秒85の好記録を叩き出した。リオ五輪でマークした37秒60の日本記録に肉薄。東京五輪での金メダルも夢ではなくなってきた。

 再結集初戦とあり、テストの意味合いも強かったというが、アンカーのケンブリッジは「どこまでリオに近づけるとは話しはしていたが…」とタイムに驚きを隠せなかった。桐生も「練習をやっていない中で37秒台が出た。日本記録も超えられる」と自信を深めていた。

 藤光らが入った日本Bチームも中国、米国を抑えて2位に入るなど、選手層は確実に厚くなっている。20年東京五輪での金メダルに向け、実戦形式で鍛え上げる方針にかじを切った日本。日本陸連の土江コーチは「まだ100%ではないのに、(東京の)金も見えますよね」としてやったりの表情だった。

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