国枝 3年ぶり決勝進出 Vなら2年ぶり世界1位に

2018年06月09日 05:30

テニス

国枝 3年ぶり決勝進出 Vなら2年ぶり世界1位に
車いすの部男子シングルス準決勝で勝利した国枝 Photo By 共同
 【テニス全仏オープン第13日 車いすの部男子シングルス準決勝   国枝2-0リード ( 2018年6月8日    パリ・ローランギャロス )】 テニスの全仏オープン車いすの部は8日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス準決勝で3年ぶりの優勝を目指す国枝慎吾(ユニクロ)が2016年リオデジャネイロ・パラリンピック金メダリストのゴードン・リード(英国)に6―2、6―0で勝ち、決勝に進出した。
 鬼気迫る国枝のプレーだった。第1セットは15分で4ゲーム連取。第2セットは第1ゲーム途中から8ゲーム連取で試合を決め、高々と右手を突き上げた。右肘のケガから復活し、バックハンドはグリップから大改造。今年4月からは新コーチを迎え、展開の速さなど戦術面でもさらに上積みを図った。優勝なら16年以来となる世界1位復帰。「今のところキャリアで最強だと思う」。東京五輪を見据えひたすら強さをアップデートしている。

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