圧倒したナダル V11へあと1勝「大事なポイントでいいプレーができた」

2018年06月09日 06:16

テニス

圧倒したナダル V11へあと1勝「大事なポイントでいいプレーができた」
フアンマルティン・デルポトロに勝ち、男子シングルス決勝進出を決めたラファエル・ナダル(共同) Photo By 共同
 【全仏オープン第13日男子シングルス準決勝 ( 2018年6月8日 )】 熱戦が期待された試合は予想以上に一方的な展開となった。11度目の優勝を狙う第1シードのラファエル・ナダル(32=スペイン)は、第5シードのファンマルティン・デルポトロ(29=アルゼンチン)を6―4、6―1、6―2のストレートで退けた。
 抵抗を許したのは第1セットだけ。「大事なポイントでいいプレーができた」と相手の6本のブレークポイントをしのぎ、6―4で競り勝った。勢いづく王者はデルポトロを後方に押し下げ、強烈なストロークを次々に打ち込んだ。結局一度もブレークを許さなかった。これで24回目の4大大会決勝進出。17回目の4大大会タイトル獲得に向けた最後の関門は、昨年大会は準決勝で下したティエム。「クレーでは最高の選手」とその成長と実力を認め、「大きなチャレンジになる。試合中にどんな状況になっても戦える準備を整える」と気を引き締めた。

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