三ケ島、初の単独首位発進 ミラクルショットに「漫画みたい」
2018年08月24日 05:30
ゴルフ
アウトから出て、3アンダーで迎えた8番パー4。ティーショットを左ラフに打ち込んだ。横に木が迫り、打ちにくい体勢から5Uで放った第2打がグリーン右手前の池に落下。だが、「一度池に入ったのですが、ワンバウンドで出てきて…」と跳ねるように縁へたどり着いた。ピンまで残り約35ヤードから2メートルに寄せてパーをセーブ、続く9番では残り90ヤードから第3打をピン横につけてバーディー。10番も5メートルのフックラインを沈めた。自身初の初日単独首位に「落ち着いてできたのが一番。あと運もありました」と笑顔を浮かべた。
池で跳ねた原因は定かではないが、8番の珍ショットについてキャディーを務める父・直(すなお)さんは「カメの甲羅にでも当たったのかと2人で話していたけど」。一方、グリーンキーパーは「4番にはカメがいるが、8番は深いので現実ではありえない」と首をかしげた。
前週のCATレディースでは初日に2位発進しながら2日目に崩れ、終わってみれば20位。「メンタルのスポーツなので、いかに自分の気持ちをフラットに持っていけるかを心掛けている。私にとって問題は2、3日目」と表情を引き締める。心をフラットにするため、海外のミラクルショットやマスターズ練習日恒例の水切りショットなど面白ショットを観賞している。今回の「珍ショット」を見て成績が安定することになれば、言うことなしだ。
▼3位宮田成華 木に当ててボギーだった最終9番以外は90点。練習ラウンドからグリップを替えてパットが良くなった。(5バーディー、2ボギーの69)
▼3位有村智恵 全体的にショットが本当に良かった。このコースは本当に難しいので、欲張らずに淡々とプレーしたい。(8、9番連続バーディーで3アンダー69)
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