トヨタ自動車 終盤猛打で快勝、古沢&山崎弾 シオノギ4連敗

2018年09月24日 05:30

ソフトボール

トヨタ自動車 終盤猛打で快勝、古沢&山崎弾 シオノギ4連敗
<豊田自動織機・トヨタ自動車>6回、右越えに本塁打を放つトヨタ自動車・古沢(日本ソフトボール協会提供) Photo By 提供写真
 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催)は23日、兵庫県尼崎市など3会場で6試合が行われた。トヨタ自動車は6回の古沢春菜内野手(25)、山崎早紀外野手(27)の1イニング2発など終盤の猛打で10点を奪う快勝。地元開催で連敗脱出に意欲を燃やしていたシオノギ製薬は序盤の好機を生かせず後半戦4連敗を喫した。
 <トヨタ自動車 狙い通りの一発>2―0で迎えた6回、先頭の古沢主将が右越え本塁打。「前の打席でライズを狙って打った(左中間二塁打)ので、次はドロップが来るな、と思っていました」。狙い通りの一発が打線に火を付けた。山崎の3ランも飛び出し、この回5得点で試合を決めた。園田女大出身の古沢は「後輩の前でいいところを見せられました」と地元での活躍に笑顔。次節はリーグ戦1位突破に向けて大事なビックカメラ高崎戦。中西あかね監督は「そうですね。でも、一戦一戦やりたい」と気持ちを引き締めていた。

 <シオノギ製薬 好機生かせず…>序盤の拙攻が痛かった。2回、先頭の長平が左中間を破る二塁打で出塁、送りバントと四球で1死一、三塁の先制機をつくった。しかし、盗塁を狙った一塁走者・金子が挟まれると、三塁走者・白石が飛び出しタッチアウト。3回無死一塁は、前進してきた三塁手の頭を越すバントを投手のダイビングキャッチで阻まれ併殺。岡村昌子監督は「ランナーを進め、まずは1点と思っていたが、みんなが慌ててしまっている」と地元開催での連敗に表情を曇らせていた。

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