佐藤駿、14歳ラストデーで4回転成功 逃げ切り初優勝

2019年02月06日 05:30

フィギュアスケート

佐藤駿、14歳ラストデーで4回転成功 逃げ切り初優勝
4回転トーループを跳んだ佐藤駿 Photo By スポニチ
 【全国中学スケート大会最終日 ( 2019年2月5日    長野市ビッグハット )】 男子はSP首位の佐藤駿(埼玉・埼玉栄3年)が初優勝を飾った。冒頭の4回転トーループを成功させ、続く4―3回転の連続ジャンプもこらえて着氷。フリー146・61点は全体2位も、合計215・23点で逃げ切った。
 大会翌日の6日が誕生日。14歳最後の日の頂点に「満足いく演技ができた」と喜びをかみしめた。仙台市出身で、五輪連覇の羽生と同じリンクで練習し、助言を受けたこともある。東日本大震災で被災。埼玉から仙台に戻り、今春から再び埼玉で練習している。過去に3連覇した羽生と同じタイトルを手にしたが、「まだ終わりではない」とさらなる高みを見据えた。

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