堀島 今季W杯初勝利、通算4勝目 コーク14で頂点

2019年03月03日 05:30

フリースタイルスキー

 【フリースタイルスキー W杯モーグル ( 2019年3月2日    カザフスタン・シムブラク )】 第9戦が行われ、堀島行真(中京大)が81・72点で今季初勝利、通算4勝目を挙げた。世界選手権銅メダルの原大智(日大)は4位、藤木豪心(立命大)が11位、四方元幾(豊田合成)は23位だった。女子は星野純子(リステル)が75・81点で4位に入ったのが日本勢の最高で、冨高日向子(白馬ク)が10位、住吉輝紗良(日大)が13位だった。ユリア・ガリシェワ(カザフスタン)が79・69点で今季2勝目、通算5勝目を挙げた。

 男子の堀島は決勝2回目の第2エアで、最高難度の軸をずらした4回転「コークスクリュー1440(コーク14)」に唯一挑み、頂点に立った。コーク14は堀島の勝負技。だが、2月の秋田たざわ湖大会では種目別8連覇の王者キングズベリー(カナダ)が着地まで決めた。来季には目新しさが失われる可能性もある。それでも「次は5回転という気持ち。五輪の金メダルが懸かった時に成功させるレベルまで引き上げたい」と既に新たな境地を見据えていた。

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