白鵬の三本締めを調査、協会がコンプラ委員会に委嘱

2019年03月29日 05:30

相撲

白鵬の三本締めを調査、協会がコンプラ委員会に委嘱
春場所千秋楽の表彰式でファンと一緒に三本締めをする白鵬(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で理事会を開き、横綱・白鵬(34=宮城野部屋)が春場所千秋楽の優勝インタビューで観客とともに三本締めを行ったことについて、コンプライアンス委員会(青沼孝之委員長=元名古屋高検検事長)に調査などを委嘱することを決めた。
 本場所は千秋楽の表彰式後に神送りの儀式を行い終了するが、その前に手締めをしたことで、横綱審議委員会と評議員会から白鵬を注意するように要請が出ていた。コンプライアンス委員会はコンプライアンス規定の違反行為にあたるかどうかを判断した上で処分の有無などを検討。答申を受けて理事会で審議する。

 この日の理事会には白鵬と師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)を呼び、三本締めに至った経緯などについて事情を聴いた。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると白鵬は「平成最後と言われる中、盛り上げようとして締めた」などと説明し、謝罪したという。

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