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レスリング日本代表、世界選手権前にロシアで強化合宿

2019年04月11日 21:14

レスリング

 日本レスリング協会の松本慎吾・男子グレコローマン強化委員長は10日、2020年東京五輪出場が懸かる9月の世界選手権(カザフスタン)の代表チームがロシアで3週間の強化合宿を予定していると明かした。横浜市の日体大で公開されたアジア選手権(23日から中国・西安)男子グレコローマン代表の強化合宿で、世界選手権代表が決まる6月の全日本選抜選手権(東京・駒沢)直後にロシアへ派遣する構想を披露。昨年末の全日本選手権と全日本選抜選手権の勝者が異なり、7月に予定するプレーオフで代表が決まる階級の選手については、後日合流させるという。
 ロシア合宿は2012年ロンドン五輪の前にも行った例があり、松本強化委員長はロシアを選んだ理由を「世界トップの選手が数多くいる」と説明。現在、代表チームはグラウンドでの防御を重点的に練習中で、松本強化委員長は「ロシアはグラウンドでの技術、スピードがピカイチと思う」と効果に期待した。ロシア合宿後はベラルーシでの国際大会出場、国内合宿を経て、メダル獲得で東京五輪代表に決まる世界選手権へ向かう。

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