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坂本花織「顔は死んでたけど」自己新記録!ノーミスで76・95点

2019年04月11日 19:35

フィギュアスケート

坂本花織「顔は死んでたけど」自己新記録!ノーミスで76・95点
<世界国別対抗 女子SP>繊細な演技を見せた坂本(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界国別対抗戦 ( 2019年4月11日    マリンメッセ福岡 )】 女子ショートプログラムが行われ、今季の全日本女王の坂本花織(19=シスメックス)は自己新記録の76・95点をマークし、3位に入った。冒頭のフリップ―トーループの連続3回転ジャンプなど全てのジャンプを滑らかに決め、ノーミスで「フロム・マイ・ファースト・モーメント」を演じきった。演技後は右を天に突き上げ、喜びを爆発。今月から神戸学院大に進学し、9日には19歳の誕生日を迎えた坂本は「スタートダッシュは良かったと思います」と笑顔で語った。
 演技構成点で36・00点の高得点をマークする会心の演技。いつも緊張をごまかすように笑うが、この日は緊張せず“ゾーン”に入ったという。「顔は死んでたけど、気持ちは落ち着いてできた。緊張というか、めっちゃ集中していて、顔のことまであまり気にしていられなかった」と苦笑いで振り返った。

 四大陸選手権4位、世界選手権5位だった今季は、SPでミスをすることは少なかった。「SPはいろんな方法で、どんな状態でもノーミスでできるような練習をしてきた。気持ち的にはラクにできるようになった」と明かす。「ジャンプの練習を1回もせずに通してやるとか、試合から帰ってきた直後の練習でに一発でノーミスでできるようにするとか」。練習に工夫を凝らし、最後の舞台で最高の舞いを披露してみせた。

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