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宇野昌磨SP3位も「挑戦はやめない」 12日フリーは超高難度プログラム

2019年04月11日 21:44

フィギュアスケート

宇野昌磨SP3位も「挑戦はやめない」 12日フリーは超高難度プログラム
<世界国別対抗 男子SP>ジャンプにミスなどもあり得点をのばせなかった宇野昌磨(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界国別対抗戦 ( 2019年4月11日    マリンメッセ福岡 )】 男子SPで宇野昌磨(21=トヨタ自動車)は92・78点で3位だった。4回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプを組み込んだが、こらえて成功させたフリップ単発に終わった。続く4回転―2回転の連続トーループも減点となり、自己ベストとはほど遠い内容。それでも、攻めの姿勢を貫く宇野は納得した表情だった。
 今回は銀メダルを獲得した平昌五輪で演じたSP曲、四季の「冬」に変更。ノーミスとはいかなかったが、宇野は「妥当な演技、妥当な成績」と振り返る。「まだ試合で高望みできるほど安定していない。まだまだ練習が足りない」。優勝を目指した先月の世界選手権は4位。成長への特効薬はないが、宇野の意識は明らかに変わった。「今できることを頑張ってチームに貢献したいと思いつつ、来年につながる演技をする」。自分の殻を破ろうという闘志が、宇野の演技にはあった。

 12日にフリーがある。宇野は「ジャンプ構成をガラッと変える」と明言した。フリップ2回を含む4回転4発。トリプルアクセル―4回転トーループも「できればやります」と意欲を見せた。チームで戦う今大会は、守りの姿勢だけでは勝てない。“超高難度プログラム”となるフリー「月光」を舞う宇野は言った。「挑戦はやめない」――。

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