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宇野昌磨 ジャンプミス出て92.78点の3位発進 フリーで超大技に挑戦も

2019年04月11日 20:05

フィギュアスケート

宇野昌磨 ジャンプミス出て92.78点の3位発進 フリーで超大技に挑戦も
<世界フィギュアスケート国別対抗戦第1日>男子SP、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界国別対抗戦 ( 2019年4月11日    マリンメッセ福岡 )】 男子ショートプログラム(SP)が行われ、日本男子の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)はジャンプにミスが出て92.78点の3位発進となった。男子で世界選手権2連覇のネーサン・チェン(19=米国)が101.95点で首位、同3位のビンセント・ゾウ(18=米国)が自己ベストを更新する100.51点で2位となっている。
 冒頭の自身初となる4回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプは4回転フリップの単発となり、次の4回転トーループも着地が乱れ2回転トーループをかろうじてつけて連続ジャンプに。3回転半(トリプルアクセル)はきれいに着氷した。演技を終え「もう少しいい成績を残さないといけなかった」と語ったが、自身の演技については「妥当な演技、妥当な成績だと思う」と汗を拭った。

 世界選手権では4位に終わり、「これから先、成長するため、ひたすらジャンプの練習をしてきた」という宇野。曲は今季の「天国への階段」ではなく、銀メダルを獲得した18年平昌五輪で使用したビバルディの四季「冬」を採用した。

 この日の公式練習では本番の衣装をまとい、今大会から戻したSP曲、四季「冬」を流して4回転フリップ―3回転トーループ、4回転トーループ、3回転半(トリプルアクセル)に成功。その後は割り当て時間いっぱいまでジャンプを跳びまくった。フリーで組み込む可能性のある超大技、トリプルアクセル―4回転トーループにも着氷。12日のフリーでは2度のフリップを含む4回転4発を組み込む予定で、巻き返しが期待される。

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