村上茉愛「終わりではなくスタート」 完全復活で初優勝

2019年08月30日 23:01

体操

村上茉愛「終わりではなくスタート」 完全復活で初優勝
ゆかで演技する村上 Photo By スポニチ
 体操の全日本シニア選手権が30日、福井県営体育館で行われ、女子個人総合で18年世界選手権銀メダルの村上茉愛(23=日体ク)が56.665点で初優勝した。
 今年5月のNHK杯を腰のけがで棄権し、世界選手権代表入りを逃した村上。内村同様、復帰戦として臨んだ今大会では「ミスなく、ペースも崩されなくて良かった」と満面の笑みで優勝の喜びを噛みしめた。

 得意の床運動で参加選手唯一の14点台を叩き出した“ゴムまり娘”は、曲も衣装も一新し、大人っぽさをアピール。社会人1年目の節目の年の勝負プログラムは「けがをしてから作ったもの。ここが終わりではなく、スタートという気持ち」と語った。

 東京五輪を最後に第一戦を退くことを明言した、体操女子のエース。世界切符を手に入れるための戦いは、まだ始まったばかりだ。

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