日本また完敗 ニュージーランドにも敗れる 浴びた3点シュートは18本

2019年09月07日 18:18

バスケット

日本また完敗 ニュージーランドにも敗れる 浴びた3点シュートは18本
奮闘した日本のファジーカス(AP) Photo By スポニチ
 男子バスケットボールのW杯中国大会に参加している日本は7日、広東省東莞での順位決定ラウンド初戦に臨んだが、81―111(29―29、10―26、22―27、20―29)でニュージーランドに完敗。今大会では1次予選から4戦全敗となった。
 日本は八村塁(21=ウィザーズ)と篠山竜青(31=川崎)を故障で欠いての一戦。ニック・ファジーカス(34=川崎)が7本中5本の3点シュートを決め、両軍最多の31得点(前半24得点)を挙げて奮闘したが、その他の選手の押し上げがなかった。

 第1Qは17得点をマークしたファジーカスの奮闘もあって最大12点差のビハインドから同点に追いついたが、第2Qに入るとファジーカスがベンチに下がっている間に連続8失点。点差はあっという間に開いていった。ゴール直前まで迫りながらレイアップを外すなどシュートの精度が悪く、ファジーカスを除いた出場9選手のフィールドゴール(FG)成功率はわずか28・3%(46本中成功13本)だった。

 リードした時間帯は第1Qでの計17秒間のみ。前半ではニュージーランドにフルコートでプレスをかけられると簡単にターンオーバーを喫する場面もあり、世界クラスの圧力をかけられたときの対応は課題を残した。ニュージーランドには8月の強化試合では1勝1敗だったが、W杯本番では完敗。3点シュートを33本中18本決められるなど、速いテンポで打ってくる“長距離砲”を最後まで防ぐことはできなかった。

 ポイントガードで先発した田中大喜(28=A東京)が10得点と5アシストを記録したものの、米国戦で18得点を挙げた馬場雄大(23=A東京)は9得点にとどまり、渡辺雄太(24=ウィザーズ)も9得点に終わった。

 日本は今大会で4戦全敗で9日のW杯最終戦でモンテネグロと対戦する。ニュージーランドは2勝2敗となり9日はトルコと顔を合わせる。

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