八村 バスケW杯順位決定L残り2戦欠場 膝に不安訴え「難しい決断」悔しさ抱え勝利ないまま終戦

2019年09月07日 05:30

バスケット

八村 バスケW杯順位決定L残り2戦欠場 膝に不安訴え「難しい決断」悔しさ抱え勝利ないまま終戦
八村(AP) Photo By AP
 【バスケットボール男子W杯中国大会 】 日本バスケットボール協会は、八村塁(21=ウィザーズ)が7日のニュージーランド戦、9日のモンテネグロ戦の残り2試合を欠場すると発表した。膝の不安と体調不良を抱え、3週間後のウィザーズのキャンプに向け休養を取るため。この日の練習も不参加で既にチームを離脱したとみられる。スーパーエースとして期待された21歳は3戦40得点、チームを勝利に導くこと なく初のW杯を終えた。
 八村にとって初のW杯が、予期せぬ形で幕を閉じた。NBA開幕を10月23日に控え、3週間後の今月下旬からウィザーズのキャンプもスタート。シーズンを見据え、日本協会とウィザーズが協議した結果、残り2戦の欠場が決まった。「自分は、チームジャパンが大好きです。今回の決断はウィザーズ、日本チーム、そして自分自身にとってとても難しい決断でした」。発表したコメントに、悔しさがにじんだ。

 6月のNBAドラフトで日本人初の1巡目指名を受け、大きな期待を背負った今大会。開幕前の8月30日から微熱を抱え、1日のトルコ戦では15得点にとどまった。チェコ戦(3日)は21得点と奮起したが、前日(5日)の米国戦は自己ワーストとなる4得点。「体調は様子を見ている段階」と説明し、新たに膝の不安も判明した。

 1次リーグ3戦全敗で世界ランク48位の日本は、順位決定リーグで7日に同38位のニュージーランド、9日に同28位のモンテネグロと対戦。八村は既にチームを離脱しているとみられ、奥田中の2学年先輩、馬場雄大(23=A東京)によると「大変、申し訳ない。日本一丸になって頑張りましょう」と話していたという。

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