スペインが4強進出　ポーランドに順当勝ち　ルビオがチーム最多の19得点

2019年09月11日 00:11

バスケット

スペインが4強進出　ポーランドに順当勝ち　ルビオがチーム最多の19得点 — チームをけん引したスペインのルビオ（AP） Photo By ＡＰ

　男子バスケットボールのW杯中国大会は10日から準々決勝に突入。上海で行われた一戦では世界ランク2位のスペインが同25位のポーランドを90―78（22―18、24―23、21―17、23―20）で下し、優勝した2006年日本大会以来、3大会ぶりに4強に進出した。

　NBAジャズからサンズに移籍したガードのリッキー・ルビオ（28）が19得点と9アシストを挙げれば、ニックスからホーネッツに移籍したフォワードのビリー・エルナンゴメス（25）も18得点と奮闘。弟のフアン・エルナンゴメス（23＝ナゲッツ）も14得点をマークして勝利に貢献した。元トレイルブレイザーズのルディー・フェルナンデス（34＝現Rマドリード）は5本の3点シュートをすべて成功させて16得点、昨季のファイナルでラプターズの初優勝に貢献したセンターのマーク・ガソル（34）は10得点と7アシストを記録した。

　スペインは今大会でアルゼンチン同様、ここまで6戦全勝。13日に北京で行われる準決勝では、オーストラリア対チェコの勝者と対戦することになった。

　ポーランドは8強に残ったチームの中では世界ランクが最低だったが、強敵スペインに対して善戦。米国出身のガード、A・J・スローター（32）が19得点を稼ぎ、第4Qの4分すぎに4点差にまで迫ったが反撃もここまでだった。

　なお11日には準々決勝の残り2試合、米国対フランス戦（東莞）とオーストラリア対チェコ戦（上海）が行われ、W杯中国大会のベスト4が決定する。

　＜W杯中国大会準決勝（13日＝北京）の組み合わせ＞

　（5）アルゼンチン―（1）米国対（3）フランスの勝者

（2）スペイン―（11）オーストラリア対（24）チェコの勝者

　＊カッコ内の数字は世界ランク