八村、復帰への思い「試合に早く戻りたい。チームを助けたい」戦列離脱後初のメディア対応
2020年01月05日 10:56
バスケット
――昨日戻ってきて、仲間たちに会えて嬉しかったのでは。
「そうですね、チームに戻れたってことで、僕も昨日すごく嬉しくて、久しぶりにみんなに会えたので凄い嬉しかったなと思います」
――みんなにどんな声をかけられたのか。
「みんなに“どこにいたんだ?”って感じで言われて(笑い)。あとは“どうだった”っていった感じのこと。“チームにいなくて寂しかったぞ”といったようなことを言われました」
――今のケガの状態は。
「だんだん良くなってきてます。毎日、テレビでバスケのゲームを見ながら、頭でもバスケをしているので、バスケの感覚を忘れないでできているんじゃないかなと思います」
――故障発生は完全なアクシデントだった。
「僕も何回か見たんですけど、あれはアクシデントだと思います。僕がやる可能性もある。(自身を蹴る形になったチームメートの)ボンガも終わったあとテキストしてくれましたし、ボンガの方も辛い思いをしたんじゃないかなと思います」
――次の検査は。
「2週間後です」
――離脱者が多いチームに貢献できない悔しさは。
「今のチームの状況を見ても、半分以上がケガ人で、新しい人たちも入ってきていて、他のチームやトレーナーに聞いても、今までこういう事例はないということ。そういう中で僕も(ケガ人の)1人になってしまって悔しいんですけど、こういう山を乗り越えていって強くなると思う。チームとしてもチームワークとか、そういうのも下がっているわけじゃない。これから僕も、チームがもっと試合に勝てるように、助けていけたらいいなと思います」
――ご家族の支えもあり、ポジティブに捉えようとしているのか。
「家族もここに来てて、いろいろご飯も一緒に食べたりしました。そういう助けというか、家族といることで凄くいいことになっていると思うので、今回来てくれて良かったなと思います」
――大学時代からフル回転だったが、戦列を離れて学べることは。
「大学の2年生くらいからずっとやってきた。こういう期間に動画とかテレビをよく見て、NBAでも毎日のように試合をやっているので、いろいろ学べてます。カレッジのゲームもテレビでやっているので、そういうのを見てNBAのペースとかがどれだけ違うのかってところも分かってきた。そういうところで、いい勉強ができているなと思います」
――母校のゴンザガ大もランキング1位。よく見ているのでは。
「僕の大学も凄い頑張っている。そういうところを見て僕も頑張ろうと思いますね」
――カメラに向かってファンにメッセージを。
「皆さん、こんにちは。お久しぶりです。昨日、やっとチームに戻れたってことで、これからあと2週間後にまたドクターと話すんですけど、その後にどれだけすぐ回復できるかは分からないですけど、すぐにチームに戻って、チームを助けたいと思うので、応援よろしくお願いします」
――痛みはまだ残っているのか。
「腫れているというのと、そうですね、痛みは少しあります」
――手術をしたのか。
「手術というか、英語だったのでよく分からないんですけど、そういうことをしたって言っていました」
――処置をしたということか。
「はい、処置みたいな感じで」
――内容的には。
「あまり分からなかったです」
――難しいと思うが、いつ頃までに戻りたいという希望は。
「2週間後に医者とまた話すということ。僕としても全然わからない。こういう事例も少ないということで、回復も時間がかかるっていうことしかドクターには言われていない。そこはしっかり従わないといけないなと思います」
――2月にはオールスターがあるが、オールスターへの思いは。
「やっぱりそういうところもありますし、僕としても2月というか、試合に早く戻りたいという気持ちもある。チームもこういうケガ人の多い状況で、僕も早くチームに戻ってチームを助けたいと思うので、早く復帰したいと思います」
――故障直後、少しの時間コートにいた。意識はあったのか。
「はい、ありました」
――痛みを抱えながら、歩くのも大変だったのでは。
「そうですね、痛かったんですけど。そこまで別にひどくはないと思ったので」
――あとから、もっとひどいと分かったのか。
「そうですね。チームドクターとかトレーナーとかの指示に従って、診た方がいいということになって、医者と診ることになったと思います」
――ルーキーとして実績を積み重ねたいという焦り、プレッシャーは。
「そういう思いもあるんですけど、これまで3、4年間ずっと夏でも冬でも休みなしでやってきたので、こういう時に1回、自分で落ち着いて、バスケの勉強というか、できるなと思う。この2、3週間いい勉強ができているので、ちゃんと生かしていかなければいけないなと思います」
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